以前、ちょっと面白い本を読んだのですが、「ヤマを張る」のは頭の良さと技術がいるというものです。
私も「ヤマを張る」のは技術だと思います。
要は、あたりを付ける、予想をたてるなど、研究するにも重要な要素です。
いろいろな情報を組み合わせて、ヤマをはりますのでそれなりに観察と分析が必要になります。
そんな中、センター試験の問題を解くときに気がつきましたか?
WEBで見ることのできる「高等学校習指導要領」または「高等学校学習指導要領解説」の理数編でセンター試験の問題のヒントが隠されています。⇒文科省の指導要領解解説
例えば、指導要領の理科・生物の場合
第6節 「理数生物」の【その内容と取り扱い】に以下の(1)〜(6)まで項目が書かれています。
(1)生物と遺伝子
(2)生命現象と物質
(3)生殖と発生
(4)生物の環境応答
(5)生態と環境
(6)生物の進化と系統
では、指導要領と2015年のセンター試験で実際に出題された内容は似ているのでしょうか??
2015年センター試験の問題形式は第1問〜第5問までは必須解答,第6問または第7問のどちらかを1問を選択解答でした。
問題文のはじめの文章は、・・・・・
第1問 生命現象と物質に関する次の文章・・・・・
第2問 生殖と発生に関する次の文章・・・・・
となっていました。
こんな感じで、上記の指導要領の(2)〜(6)に対応した内容が、大問ごとに対応して実際に出題されています。
残りの選択問題は、今年は指導要領(1)項目に対応しながら、時事ネタでした。
つまり、大きなカテゴリー毎に大問が作成されていますので、各カテゴリーでしっかり狙いを定めて勉強しなければならないようになっています。
もし、ヤマを張るのならば、この分野だけ・・・
というのではなくカテゴリー毎にヤマをはる箇所を決めてください。そちらの方が得点しやすくなります。
高校や予備校の先生方も、この点はしっかり抑えていますので、先生たちのお話をしっかり聞いてくださいね。
大学入試センターのページに過去3年分のセンタ試験がありますので、ご参考に(^-^)⇒ここ

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