さて、試験前で悩んでいる受験生がいます。
勉強は頑張ってきたけれど、成績だけが伸びないんだよね〜って。
特に、歴史や生物などの記憶する科目(?)が苦手な人は、何をしていたのか?
もちろん勉強の仕方を少し改善する必要があった気がします。
学習による知識の定着について、面白い話があります。
(試験前の箸休めですね(^▽^)/)
【3ステップsで解説】です。
(ステップ-1)荀子の言葉に学習へのヒントがあります。
(漢字が多いので、
老子(ステップ-2)まで読み飛ばしてもOKです)。
「不聞不若菊之、聞之不若見之、見之不若知之、知之不若行之、学至於行之而止矣、行之明也」
聞かざるは之を聞くに如かず、之を聞くは之を見るに如かず、之を見るは之を知るに如かず、之を知るは之を行うに如かず。学は之を行うに至りて止む。之を行わば明らかなり。
実践、行動が人にとって大切だと言うことを意味する一文です。
(ステップ-2)学習による知識の定着・学習スタイルの話が出ると必ず出る言葉があります。
老子(約2600年前の思想家,道教)
(なんで、老子がこんなことを言ったかわかりません。老子の言葉と違うような・・・)
でも、とりあえず、分かりやすいので書いときます。
聞いたことは、忘れる
見たことは、覚える
やったことは、わかる(あ〜そんな感じ、そんな感じって、なんとなくわかりますよね)
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(ステップ-3)これを実際に数値を示したものが、以下となります。
(出典やエドガーの話は、この際、横においておきます)
学習の定着率を調べたものがあります。
(一般的に言われているラーニングピラミッドです。どの学習スタイルが知識の定着率が良いかを示したものです)
1:講義 ( 5%) 普通の授業では、記憶に残りません。
2:読書 (10%) 読むだけでも、少しは改善されます。
3:視聴覚(20%) ネット配信などの一方向の学習スタイルで、効果倍増。
4:討論 (50%) アクティブラーニングで、さらにパワーアップ。
ディベートなどもこの分類ですね。
5:体験 (75%) 経験からくる記憶の定着が高いことは、
皆さんも体験かな??
(経験を学習に転化すると言います)。
6:教える(90%) 一番、記憶への定着率が良いのは、
人に教えることです。
机に向かう従来の勉強法は、一方向からの学びです。
でも、人に教えることは多面的に物事を捉えて理解する必要があるために、深く考える必要があります。
教えるときに、なんでなんでって・・・腹を立てているようでは、まだまだ、学習の深度が浅いと言えます。
(でも、腹立ちます・・・)
つまり、教えることが、自分の学びになります。
友達が勉強を聞いてきたら、教えてあげてください。
友達に教えないなんて、もったいないことしないように(⌒∇⌒)


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posted by くさきぞめ at 01:59
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