高校の入学者の平均偏差値が65だとします。
(地方だと、その地域の1番校ですね)
高校受験は、中学正のうち中高一貫校の生徒さんは対象外なので、
(どちらかと言うと全体的に・・・)
普段そんなに勉強ができなくとも、大きく偏差値が押し上げられています。
およそ10ですね(標準偏差分ぐらい)。
そうなると、大学受験では、高校の成績が下位の生徒たちが受験せず、中学受験してこなかった中高一貫校を含めて成績中位〜上位が対象となります。
だから、
偏差値65の高校の平均的な生徒さんは、
偏差値55位の大学を目指すことになります (っ ` -´ c)。
具体的な例だと・・・
偏差値65の高校が200人定員だとすると、
100番ぐらいが地方国立大、
50番ぐらいが地方の国立の拠点大ですね。
帝大クラスだと最低20番には入らないといけません。
私立大学だと科目数の関係から、少し偏差値が高くなる傾向がありますので、
私立大学の偏差値から5程度を差し引けば国立の偏差値になります。
例えば、私立大学・理工学部・偏差値60=国立大学・理学部・偏差値55
ただし、分野によって違うので気をつけてください。(差がない場合もあります)
では、地方の県トップ校に準じる2番手高校はどうなるかというと、面白い計算があります。
普通は、県庁所在地のトップ校が、その県のトップ校になります。
その隣の大きな市のトップ校が少し成績が落ちて2番手になります。
例えば、トップ校で帝大クラス=20人合格
2番手校で帝大クラス=10人合格
トップ校で国立大学=100人合格
2番手校で帝大クラス=50人合格
およそ、2番手校で大学合格する確率は、トップ校の半分になります。
面白いですね。

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posted by くさきぞめ at 00:19
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